弘前医療福祉大学（看護学科）

弘前医療福祉大学は青森県弘前市に2009年に設立された比較的新しい私立大学です。弘前医療福祉大学の歴史は、1965年の弘前料理学院設立をその起源とし、1988年に開校した東北地方では当時初の介護福祉科を持つ弘前介護福祉専門学校の開校に続き、福祉・保健分野への領域拡大に伴い両校を統合した弘前ホスピタリティーアカデミーを経て、2009年に看護学科を有した現在の弘前医療福祉大学を開学して現在に至ります。

全国と比較すると、定員数が少なめに設定されており、無理のない少人数制の授業を実現し、学生ひとりひとりの顔をしっかり見れる体制で確度の高い知識の吸収・コミュニケーション能力の向上に加え、学生生活の相談などといった細部までに渡るサポート体制が自然に整っている大学といえます。

看護学科の授業では、1年次から2年次までに看護専門職としての高度な専門知識と基礎からの技術をしっかりと身につけ、3年次からはより実践的な実習が組み込まれ、看護の基礎と応用を身につけます。4年次には公衆衛生看護実習をはじめ、地域の健康に関する独自の教育企画をグループごとにたて、どういった企画内容か、教材はどうするかなどを発表する独自のカリキュラムをもち、地域社会への取り組みや医療と健康に関するの問題点の探求を通じ、企画提案力の向上、グループでのディスカッションを通じたコミュニケーション能力の向上に加え、看護職者としてチームでの役割や他者との考え方の相違や思いやりのある振る舞いについて考える機会が設けられています。